ちょうど3年前に仕事で気合いを入れるために
パネライ(PAM00795)を購入しました。
その時の人生で最も高額な買い物で
今でも買った時のことを鮮明に覚えています。
今回は実際に3年間使用しての感想をお世辞抜きに書きたいと思います。
- 時計の購入を検討している方
- 細腕の方
- パネライについて興味のある方
こういった方の参考になれるようにします。
目次
パネライ(PAM00795)を選んだ理由
まずは僕がパネライの時計を選んだ理由をおさらいします。
興味ない方は飛ばしてください。
- シンプルなデザイン
- サンドイッチ文字盤作り込みと光り方
- ベルト交換でラバーに変えられること
- パワーリザーブが8日間
- 年間生産本数が限られていること
簡単にまとめるとこんな感じです。
特に8日間のパワーリザーブは1週間に1回の巻き上げで良いので
週初めに気合を入れるルーティーンとして活用しています。
パネライについて
まずは簡単にパネライというメーカーについて紹介したいと思います。
パネライの歴史
パネライは1860年に創業者のジョンバニ・パネライが
フィレンツェのグラツィエ橋 に時計店を創立したことが始まりと言われています。
はじめは時計販売店、工房だけでなくフィレンツェ初の
時計製造学校としての役割も担っておりました。
グラツィエ橋の再建工事のため、現在の所在地に店舗を移しました。
イタリア海軍とのつながり
パネライはイタリア海軍深いつながりがあります。
1935年にイタリア海軍が新しい水中攻撃車両と
操作員に関する機密プログラムを開設しました。
パネライは、この新たな軍事活動に役立つ技術機器の開発に参加しました。
イタリア海軍から要求される高い基準を満たすために
高い強度を持つ潜水用時計がいくつもテストされました。
その後、イタリア海軍の納品業者に任命されました。
1941年のアレクサンドリアの攻撃敢行の際に特殊工作部隊からは
「パネライの時計がなければ作戦の遂行が不可能だっただろう」
と称賛されています。
1930年代より続いていたイタリア軍との契約には供給先の制限が含まれていました。
技術も含めて情報が漏れてしまうことはNGとされ、軍事機密扱いでした。
1993年の市販化までベールに包まれていました。
コレクションについて
コレクションについては大きく下記の4種類に分かれています。
- SUBMERSIBLE
- LUMINOR
- LUMINOR DUE
- RADIOMIR
LUMINORは僕が買った形のものでリューズガードが特徴的です。
SUBMERSIBLEはLUMINORと似た形で本格派のダイバーズウォッチです。
LUMINOR DUEは2016年に市場に投入された薄型のLUMINORです。
パネライの中では小ぶりで女性向けのようなモデルもあります。
RDIOMIRはリューズガードがなく、ワイヤーラグが特徴のモデルで
クラシックな雰囲気が特徴のモデルです。イタリア海軍でも使用されたモデルで
デカ厚ブームの火付け役のモデルと言われています。
僕のスペック
参考程度に僕の体型などについて書いておきます。
身長:171 cm
体重:56 kg
腕周り:15,1 cm
かなり腕は細めです。
パネライ(PAM00795)の3年使用レビュー
ここからが気になるところだと思います。
スペックとしては
ケース径:44 mm
ケース素材:スティール
ケースバック:ねじ込み式、スティール
ストラップ:ラバー、カーフ
防水性:300 m防水
ムーブメント:手巻きメカニカル、パネライ自社製P.5002キャリバー
パワーリザーブ:8日間、5時位置に表示
デザイン
デザインについてはシンプルな黒文字盤であるため
3年間経っても飽きず、ずっと見ていられるデザインです。
また日付表示がなく、止まっても時間以外合わせる必要はないのですごく便利です。
装着感
こちらはラバーベルトでの着用写真です。
腕が細いのでもう一つショップで穴をあけてもらっています。
15,1 cmの僕の腕ではかなり大きく感じます。
ただパネライですので潔く大きい感じがまた良いです。
大きく感じますが、ケースのバランスが良いためか
全くズレたりせず安定します。
使用シーンについて
ラバーベルト(黒)とカーフベルト(ブラウン)が付属しているので
ケースの厚みが気にならなければ、オンオフ問わずスーツシーンでも使用できます。
特にラーバーベルトが万能です。300 m防水なので
夏でも気にせずに着用できます。
文字盤は黒で夜光アラビア数字は茶色なので
どんな服でも合わせすいと思います。
また某ブランドのような知名度も高くないので
いやらしさがないのも気に入っています。
最近はアリゲーターのストラップも買い足したので
スーツシーンでさらに使いやすくなりました。
ストラップのバリエーションは豊富であるので
次は何を買おうか悩んでいるところです。
気になるところ
3年間使用して気になる点は
ラバーベルトから革ベルトに変えるのが難しい点です。
僕が不器用なせいかもしれませんが、
ラバーは滑りが悪いためうまく交換できません。
傷がつくのが怖いので革ベルトに戻す際は
ショップに持ち込んで替えてもらうようにしています。
またスーツシーンではドレスウォッチを使用している方からすると
厚くてシャツの袖口に干渉するので気になるかもしれません。
この点以外は非常に満足度が高いです。
まとめ
PAM00795を3年間使用しましたが、非常に満足度が高い一本です。
購入時からストラップが2本ついているので幅広いシーンに使用できます。
特にラバーベルトは着用感もよく、
雨などの水分を気にせず使用できるので夏でも活躍できます。
厚さとラバーベルトからの替えにくさ以外は不満な点はありません。
購入を考えている方は一度、ショップに足を運んで
実機を確認してみてはいかがでしょうか。
それではまた!
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