時計や財布など、インポートものを買うときに並行輸入品を考えたことはありませんか?
- 並行輸入品は安い
- 並行輸入品は偽物がある
- 並行輸入品は修理ができない
こういったイメージがある方がいるかと思います。
今回は僕が2本目の時計を購入して学んだことを紹介したいと思います。
- 並行輸入店での購入を考えている方
- 並行輸入店と正規店の違いが分からない方
こういった方の役に立てればと思います。
目次
並行輸入店と正規店について
まずは並行輸入店と正規店について紹介したいと思います。
正規店
正規店についてはメーカーと小売店が代理店契約を結んだりしています。
正規店、正規代理店とも言われています。
販売の流れとしては
メーカー→小売店→消費者
といった流れで僕たち消費者に届きます。
イメージとしてはデパートや百貨店にある店舗や専門店などの
綺麗な店舗と考えていただければと思います。
商談スペースで店員さんに丁寧に対応いただいたり、
アフターサービスが充実しています。
基本的に定価での販売ですがサービスが充実しているので満足度が高いと思います。
並行輸入店
正規店はメーカーから商品を仕入れています。
一方で並行輸入店では海外の正規店や中間卸から「定期的に」
または「まとまった量」を購入することで
特別な価格で卸していることもあります。
販売の流れとしては
海外正規店等→並行輸入店→消費者
並行輸入店ではメーカーとライセンス契約を結んでいないので
自由な価格を設定できるので定価より安く販売できます。
しかしながら、販売コストを抑えているのでショップによっては
アフターフォローがしっかりしていないことがあるので
並行輸入店を利用する際は安心できるお店かどうかの見極めが必要です。
僕が正規ブティックで購入した経緯
正直、並行輸入店に魅力を感じていました。
できるだけ安く抑えたいと考えていたので
定価との価格差にはかなり魅力的を感じていました。
実際に試着してみると
実際に並行輸入店でサントスデュモンを見つけて試着した際に問題が発生しました。
もともと僕の腕周りは15cmと細い為、付属のベルトでは少し大きい状態でした。
店員に相談すると、
- 別途ベルトをオーダーして購入
- 新しい穴を一つ空ける
この2択になりました。
パネライの時計を購入した時は同様に革ベルトに穴をあけてもらいました。
今回も穴を空けるだろうと覚悟をしました。
しかし、今回は時計が薄いため、穴を空けた場合は
ベルトが早くダメにならないか不安になりました。
冷静になるために、一度店を出て他の時計を見るようにしました。
たまたま立ち寄った正規店
一通り見たいものを見て、並行輸入店に戻ろうとしたところ、
不意にカルティエの正規ブティックを見つけました。
「こっちの方が近いし、とりあえず見るか‥。」
と軽い気持ちで入店して、初めての感じを出して時計を合わせることしました。
もちろん腕周りが合わないは分かっていながら店員さんに
革ベルトについて確認したところ
「お客さまのサイズでオーダーをかけさせて頂いて、
後日交換で対応します。」
革ベルトを別途購入パターンだと思いながら一応確認したところ、
「サイズ交換ですので無料です。」
まさかの展開でその場で即決で購入を決めました。
その後、商談室で腕周りを測り、普段時計をつけている位置などを
確認してもらいオーダーをかけてもらいました。
ベルトが到着するまでは通常の長さのベルトに穴をあけてもらい、
それを使用しても良いとのことでした。
新型コロナウイルスの影響もあり、納期が半年くらいかかりましたが、
その間は通常ベルトを貸してもらえるので時計を使用できました。
オーダーベルトなので良い位置に時計が収まるので満足度は高くなります。
この対応は本当にありがたかったです。
これが正規ブティックのサービスかと思い知らされました。
正規店のメリットについて
他の時計メーカーではオーバーホール(時計の分解清掃)の料金を
正規品と並行輸入品で設定を変えているところもあります。
また並行輸入品はメーカーでの修理を受け付けないところもあるそうです。
他にも初回のオーバーホール代を無料にしてくれるメーカーなど
正規店で購入するメリットはたくさんありそうです。
高額で長く愛用するのであれば、正規店で買う方が安心かもしれません。
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まとめ
並行輸入品は定価よりも安く購入ができるので、価格面で大きなメリットがあります。
正規店では定価の代わりにアフターフォローなどのサービスが充実しております。
値段で並行輸入品を考えていた僕ですが、
今回の正規ブティックでの購入経験で正規店の良さを体感しました。
どちらもメリットとデメリットがありますが、これからうまく付き合っていこうと思います。
それではまた!
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