新NISAで株式投資へ注目が高まる中、私が継続して積み立てている商品の一つが「楽天SCHD」です。
もともと私は「投資するならS&P500だけで十分」と考えていました。
実際、資産形成の効率だけを考えるなら、S&P500は非常に優秀な投資先だと思っています。
しかし投資を続けていく中で、配当金の魅力や暴落時の安心感を求めるようになり、現在では楽天SCHDにも継続して投資しています。
今回は、楽天SCHDがリリースされた当初から積み立てを続けてきた私が感じているメリットとデメリットについて、実体験を交えながらお話しします。
これから楽天SCHDへの投資を検討している方の参考になれば幸いです。
目次
そもそも楽天SCHDとは?
楽天SCHDは、米国の人気高配当ETFであるSCHD(Schwab U.S. Dividend Equity ETF)に
投資できる投資信託です。
| 正式名称 | 楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型) |
| 分配月 | 2、5、8、11月 |
| 分配金利回り(直近1年) | 2.6〜3.5% |
| 信託報酬 | 年率0.1238% |
米国の優良企業の中でも、
- 財務状況が健全
- 配当実績がある
- 増配傾向がある
企業を中心に構成されています。
高配当株というと、
「配当利回りが高い企業を集めただけ」
というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかしSCHDは単純に高利回り銘柄を集めているわけではなく、
配当の継続性や企業の質も重視しています。
増配率が高いのが特徴で平均10%の増配しています。
以前の私はS&P500だけでいいと思っていた
正直に言うと、以前の私は高配当投資にあまり興味がありませんでした。
むしろ、
「配当金なんて不要」
と考えていた側でした。
投資系の書籍やSNSを見ると、
- S&P500最強
- 配当金は自分で売却すればいい
- 高配当株は非効率
という意見をよく目にします。
私もその考えに納得していました。
実際、長期的な資産形成だけを考えると、S&P500の方が優位になる可能性は高いと思います。
だからこそ、最初の頃はS&P500への投資を中心に行っていました。
しかし投資を続けていく中で、コーストFIREという考え方を知り、
少しずつ投資方針が変わっていきました。
楽天SCHDを買い始めた理由
私が楽天SCHDを買い始めた理由は、大きく3つあります。
配当金を受け取れる安心感
一番大きかったのはこれです。
投資を始めた頃は、とにかく資産を増やすことばかり考えていました。
しかし資産額が大きくなってくると、
「増えること」
だけではなく、
「お金を生み出してくれること」
にも魅力を感じるようになりました。
配当金は金額こそ大きくありませんが、
- 投資を続けるモチベーション
- 暴落時の精神安定剤
- 将来への安心感
につながっています。
増配企業に投資できる
SCHDの魅力は、高配当だけではありません。
増配実績のある企業が多く組み入れられていることも魅力です。
高配当株の中には、
「今は利回りが高いけれど将来は減配するかもしれない」
という銘柄もあります。
しかしSCHDは、配当を継続して増やしている企業を重視しています。
以前の私は利回りばかり見ていました。
実際、投資を始めたばかりの頃は日本郵船の高利回りに惹かれて購入した経験もあります。
しかし今は、
「利回りの高さ」よりも「配当の継続性」
を重視するようになりました。
個別株より管理が楽
個別株投資も楽しいですが、
- 決算確認
- 減配リスク
- 業績チェック
などやることが増えます。
一方で楽天SCHDなら、ETFを通じて複数の企業に分散投資できます。
本業が忙しい会社員にとって、この手軽さは大きなメリットだと感じています。
リリース当初から積み立てて感じたメリット
実際に積み立てを続けてきて感じるメリットを紹介します。
暴落時に下落幅が小さい
最近特に感じているメリットです。
先日も米国市場が大きく下落する場面がありました。
S&P500が大きく下落する中、楽天SCHDの下落幅は比較的穏やかでした。
もちろん下落しないわけではありません。
しかし値動きが比較的マイルドなため、
「資産が大きく減った」
というストレスが少ないと感じます。
特に資産額が大きくなってくると、この違いは意外と大きいです。
またハイテク企業の多いS&P500とは異なった動きをするのでリスク分散になります。
配当金がモチベーションになる
投資で最も重要なことは「市場に居続けること」です。
しかし、画面上の数字が増えるだけでは資産の増えた実感が少なく、
どうしてもモチベーションが下がる時期があります。
そんな時でも配当金が入ると、
「投資を続けていて良かったな」
と感じます。
私の場合は、配当金をすべて再投資しているわけではありません。
携帯代や光熱費など、生活費の一部や欲しい物を買うことに充てることもあります。
資産が少しずつ生活を支えてくれる感覚は、高配当投資ならではの魅力だと思っています。
投資を続けやすい
これは意外と重要です。
資産形成では理論上のリターンも大事ですが、続けられることの方がさらに重要だと思っています。
どんなに優れた投資法でも、途中でやめてしまえば意味がありません。
楽天SCHDは配当金が入ることで投資の楽しさを感じやすく、
長期投資を続ける助けになっていると感じています。
一方で感じているデメリット
もちろん楽天SCHDにもデメリットはあります。
S&P500ほどの成長力は期待しにくい
長期で見ると、S&P500の方が高いリターンを出す可能性があります。
そのため、「とにかく資産を最大化したい」
という人にはS&P500の方が向いているかもしれません。
私自身も資産を効率よく増やすためにS&P500への投資は継続しています。
利回りに物足りなさを感じる
高配当投資を始めると、つい利回りばかり追いかけたくなります。
特にSNSやYouTubeで情報発信をしている人の話を見聞きすると、
物足りなさを感じるかもしれません。
実際、私も投資初心者の頃は、
「利回りが高い良いものはないか」
と良い投資商品を探している時期もありました。
しかし実際はそう単純ではありません。
高利回りにはリスクもあります。
SCHDは増配率が高いことが特徴なため、気長に保有を続けて増配に期待したいと思います。
現在の保有状況

現在、私の楽天SCHDの評価額は約450万円になりました。
一括投資したわけではなく、リリース当初からコツコツ積み立ててきた結果です。
だからこそ、
「楽天SCHDは本当に続けられる商品なのか?」
と聞かれれば、
「私は今も積み立てを続けています」
と答えます。
もちろん今後も絶対に上がる保証はありません。
しかし現時点では、自分の投資スタイルに合っていると感じています。
今後も買い続けるのか?
結論から言うと、今後も買い続ける予定です。
ただし楽天SCHDだけに集中するつもりはありません。
私の投資方針は、
- S&P500で資産形成
- 高配当で配当収入の土台作り
という考え方です。
どちらか一方ではなく、両方を活用していきたいと思っています。
まとめ
楽天SCHDをリリース当初から積み立ててきて感じるのは、
「資産形成効率だけでは測れない価値がある」
ということです。
確かにリターンだけならS&P500が優位な場面も多いでしょう。
しかし、
- 配当金が入る安心感
- 暴落時の精神的な支え
- 投資を続けるモチベーション
といったメリットは実際に感じています。
私は現在も楽天SCHDへの積み立てを継続しています。
もし高配当ETFに興味がある方は、リターンだけでなく「自分が続けられる投資かどうか」という視点でも考えてみると良いかもしれません。



